舌側矯正
「舌側矯正」は、歯の裏側にブラケットをつける矯正治療法です。
舌側矯正装置は、既成品のブラケットと、個人の歯の形に合わせてオーダーメイドで鋳造して作るもの(カスタムメイド型舌側矯正装置)があります。
不正咬合から最終的に矯正治療により並んだ歯列をシミュレーションして、その歯列に合わせてワイヤーとブラケットを製作します。予想模型があり、治療のゴールのイメージが付きやすいと思います。
治療経過ごとにワイヤーも一人ひとりに合った形で調整します。
カスタムメイド型舌側矯正歯科装置(WINシステム)は薬機法対象外であり、医薬品副作用被害救済制度の対象とならない可能性があります。
ドイツで製作し、DWリンガルシステムジャパン株式会社から入手しております。
ドイツ技術検査協会(TUV SUD)にて検査・認証が行われ、安全基準に合格しており、開発及び製造工程はISOの医療機器品質マネジメントシステム:ISO13485規格の認証を得ております。
注意事項
現在、上下顎裏側矯正は行っておりません。片顎のみの裏側矯正治療となります。
ただし、口腔内清掃が悪く、不潔な状態になる方にはお勧めしてません。
現在は取り外し式のマウスピースによる矯正方法が発達してきており、かなりの矯正移動が可能になってきてますので、裏側矯正をするよりは、マウスピース装置による矯正をお勧めしております。
⇒マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(インビザライン)について