マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(インビザライン)

    インビザライン

    透明のペットボトルのような材料でできているマウスピースを歯の動きに合わせていくつも製作し7~10日ずつ順に装着していく方法です。
    従来は、シリコン印象材を用いて、時間のかかる歯型を採っていましたが、現在は口腔内用カメラを口に入れて、スキャンして記録を撮ります。嘔吐反射のある方も、ご負担が少なく、歯型をとることができます。

    治療はマウスピースのみでなく、ワイヤー矯正や他の補助装置も使いながら治療していくことがあります。
    予定していた通りに歯の動きが進まない場合は再度歯型をとり、作り直しや本格的ブラケット装置を接着する矯正法や矯正用インプラントアンカースクリューを併用する治療に移行することもあります。

    歯並びにより、枚数が多くなる治療になります。歯が移動しやすく、痛みも少なくなるように光加速装置や振動タイプの装置がありますので、併用しながら、マウスピースを装着していただくと、装着期間を短期にしながら、次の番号のマウスピースに進めていく方法もあります。
    ご興味のある方は、インビザライン治療が始まる時にお申しつけください。

     

    マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(インビザライン)のメリット

    • 人に気づかれにくく目立たないので、見た目を気にすることなく使える装置です。
    • 食事は装置を外して食べるので、矯正装置の異物感なく咬むことができます。
    • 取り外しができるので、歯磨きしやすく、虫歯になりにくい装置です。

     

    マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(インビザライン)のデメリット

    • 他の矯正装置と同様に、リスクとして、歯根吸収や歯肉退縮が起こることが、あります。
    • 薬機法未承認の矯正歯科装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
    • イヤーの代わりとして装着していただくので、基本的には、1日20時間以上使用していただくことになります。装着時間が足りないと、治療期間が延びたり、治療目標に到達しにくくなります。

    でも、ご心配なく、もし、仕事や勉強が忙しかったり、体調不良などで1日の装着時間が不足している場合はご自身で次の番号のマウスピースに交換するまでの日程を長めにしていただければ問題ありません。
    大切なのは、1つ1つのマウスピースに入っている矯正力が効くように、きちんと歯にフイットさせてつけていただければ、歯は移動していきます。

    マウスピース型カスタマイズド矯正歯科装置(インビザライン)は、日本において、未承認医薬品となります。
    米国インビザライン社の製品となり、装置は日本ではなく、外国の工場で製作され、インビザライン社より入手しております

     

    マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(インビザライン)治療の流れ

    インビザライン

    歯型をとり、現在の歯列に合わせたアライナーという透明な矯正装置を作製します

    インビザライン

    当院が考えた治療計画を作成し、歯の動きを考えステップごとに複数のアライナー矯正装置を作製します。

    インビザライン

    食事と歯磨きの時間を除く1日20~22時間装着します。
    つけ忘れがあると治療が長引くことがあります。

    インビザライン

    治療の進み具合を確認し、次のステップの装置をお渡ししていきます。
    通院は3~6週間ごとで、所要時間は30分~60分です。

    インビザライン

    装置の装着は1年~3年程度です。
    全ステップの装置をつけ終わったところで検査を行い、最終的な花らに・かみ合わせをっチェックします。
    所要時間は60分程度です。

     

    その他のマウスピース型矯正装置

    マウスピース型矯正装置

    当院には他にもマウスピースタイプの装置を歯並びにより使用しています。
    マウスピース型矯正装置には、用途や目的により、たくさんの種類があります。

    マウスピース型矯正装置は、歯並びの種類、筋機能の訓練や顎の位置の誘導、指しゃぶりや癖を治すのを目的としたものなど、いろいろな製品があります。
    上記のカスタマイズド矯正装置の他に、プラスチック製やシリコン製のくわえるタイプのマウスピースも多数用意しております。主に成長期のお子様に使ってもらってます。
    気になる装置がありましたら、初診時カウンセリング時にご相談ください。

     

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