叢生(乱ぐい歯・八重歯)1
2024/05/16
歯列のガタガタ・乱ぐい歯は、土台である骨の大きさに対して、歯の幅の合計が大きすぎて、生えきらなくなり、重なっていく混み植えの状態に似ています。土台にあわせて間引き(抜歯)することにより歯数は減りますが、今まで咬み合っていなかった歯も上下顎で咬み合うようになり、機能も回復して、咀嚼効率が高くなります。
上顎は犬歯の後ろに同じ形をした小臼歯が2本ありますがその前のほうのある第一小臼歯を左右抜歯します。
虫歯の治療をしている歯や冠をかぶせている歯、神経の治療済みの歯がある場合は健全な歯を残して、保存が難しいと思われる方を抜歯するようにしています。
上下顎の歯にブラケットを接着してワイヤーによる矯正治療を行いました。
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診断名 | アングルII級I類叢生症例 |
性別 | 女性 |
治療開始年齢 | 18歳 |
治療期間 | 1年8ヵ月 |
治療費用 | 金属製(メタル)ブラケット 上下顎 70万円+消費税 |
患者さんのお悩み | 歯のデコボコ |
治療方法 | ・上の歯と下の歯をそれぞれ2本ずつ抜歯 |
リスクと副作用 | ブラケット周囲は食後に歯磨きをしないと、歯が脱灰(溶ける)してむし歯になりやすい歯質に変性してしまいます。 |
Before | After |